業種
お困りの問題 ,
担当弁護士

相談前

東京都で運送業を営むA社から負債についての相談がありました。

A社には、負債が5000万円以上あり、返済していくことは客観的に見て不可能な状況でした。

A社の事業を引き継ぎたいという別の事業主Bがおり、A社としては、何らかの形で事業を引き継いでもらいたいというのが希望でした。

相談後

引き継ぎに関して法令に抵触する部分はないかを調査し、事件受任後、速やかに引継ぎ予定の事業主Bと連絡を取り、事業の引継ぎの資金が用意できるのか、引継ぎのタイミングはいつであれば可能かを調整しました。

その結果、A社については法人破産し、事業に使用する車や備品については事業主Bが適正な価格で買い取るという形で運送業を再開することが出来ました。

担当弁護士からのコメント

本件は、負債の整理だけではなく、事業の承継が絡む事案でした。

想いを引き継いでほしいという希望を持っている社長は多くいらっしゃり、本件のように、想いを別の事業主の方が承継して繋いでいくことは法律上可能です。