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お困りの問題 ,
担当弁護士

相談前

千葉県でサービス業、建設業を営むA社は、これまで就業規則を作成しておらず、36協定も締結しておりませんでした。

そうしたところ、従業員の1名が、残業代の未払いを理由に労働基準監督署に駆け込み、A社に呼び出しがかかりました。

A社は、どのように対応すればよいかがわからず、当事務所にご相談に来られました。

相談後

当事務所にご相談いただき、会社の状況を確認したところ、就業規則、多くの点につき是正勧告がなされることが予想されました。

そこで、顧問契約を締結いただき、当事務所の方で、労基署の対応、社内規程の作成・整備を行うこととなりました。

労基署の呼び出しの日には、監督署に同席の上、事情の説明、スケジュールの調整等を行いました。

その結果、就業規則の作成、36協定の締結、残業代の未払い等を理由に是正勧告を受けましたが、いずれも適切に対応し、無事にすべての事項につき是正が完了となりました。

担当弁護士からのコメント

  1. 労基署の対応について
    労基署の是正勧告の内容は、多岐に亘ることも多く、会社・社長がパニックに陥ってしまうことがあります。
    これは私見ですが、複数の是正勧告を受けた場合、順番をつけて、一つずつ順に進めていく必要があると考えています。勿論、同時並行的に進めていく必要もありますが、時間がかかる内容と、すぐに取り組める内容とで分けることができます。
    例えば、本件については、就業規則、残業代の問題は前者(時間がかかる内容)、36協定の締結は後者(すぐに取り組める内容)と考えました。そこで、36協定については勧告を受けてすぐに対応し、就業規則・残業代の問題については、知り合いの社会保険労務士の先生を紹介した上で、弁護士・社会保険労務士とで、時間をかけて対応を行いました。
    是正が完了するまでに時間はかかりましたが、適宜中間報告等を行い、労基署と進捗を確認しながら進めていきました。
  2. 他士業との連携について
    上述のとおり、本件については、労基署の対応は当事務所で行いつつ、就業規則の作成等は、知り合いの社会保険労務士の先生を紹介し、専門家間で連携しながら進めていきました。
    その結果、単に労基署の是正勧告に対応するだけでなく、会社の将来を見据えた社内規程の整備が実現できました。

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